駒場ライターズ・スタジオ (KWS)

駒場ライターズスタジオは2008年にActive Learning for Science Students (ALESS) プログラムに付随したライティングセンターとして誕生しました。KWSのゴールは単なる添削ではなく、学生が書いたものについてチューターと学生が話し合いながら、学生自身が改善していけるよう支援することです。このような学生中心の学びを導き出せるようになるために、KWSのバイリンガル・マルチリンガルの大学院生チューターは定期的な研修を受けています。

KWS利用者は主にはウェブサイトから予約をして40分間1対1のチュートリアルを受けますが、時間によっては予約なしの飛び込み相談にも対応しています。 2012年度からは文系のALESAプログラムの開始にともなって、理系だけでなく文系の1年生もKWSを利用できるようになりました。一般のチュートリアルの 使用言語は現在のところほとんどが日本語ですが、学生は希望すれば英語によるチュートリアルも受けることができます。

現在KWSではライティングだけではなく1年生の英語力向上のために様々な支援を行っています。2012年からはじまったスピーキングチュートリアルでは、学生は日常会話の練習から学術的テーマに関する討論まで様々な練習をすることができます。またプレゼンテーションの指導もおこなっています。学生は実際にプロジェクターを用いて授業で課せられている研究発表の練習をして、チューターから改善のためのコメントをもらっています。

2008年に小規模からスタートしたKWSですが、今日では最新の設備を備えた21KOMCEE East1階の恵まれた場所で、20名を超えるチューターが年間1000回を超えるチュートリアルを展開しています。KWSでは今後も学生の自律的語学学習、語学習得の支援にさらなる貢献をすべく努力を重ねています。